変数を使ってみよう
値に名前を付けて、保存・変更・計算します。
必須
5分で思い出そう
第1回で学んだことを、短い問題で思い出します。今回はファイルを何個も作りません。最初に復習用のlesson02_review.pyを一つだけ作り、その中身を書き換えながら3問進めます。
lesson02_review.py第2回の復習で使うファイルです。このあとの復習2・3でも同じファイルを使います。
- VS Code上部の「ファイル」をクリック
- 「新しいテキスト ファイル」をクリック
- Ctrl+S(Macは⌘+S)を押す
lesson02_review.pyと入力して「保存」を押す
ここを確認:画面上のタブ、または左側のファイル一覧にlesson02_review.pyと表示されたら準備完了です。
lesson02_review.pyを図の手順で作る- 問題のコードを入力して保存・実行する
- 復習2・3では、同じファイルの中身を書き換える
まず、結果を予想する
次のコードはまだ入力しません。2行目に何が表示されるか、頭の中で予想します。
print("Python")
print(4 + 3)2行目に表示されるものは?
エディターで間違いを直す
lesson02_review.pyに、まず次の間違ったコードをそのまま入力して保存・実行します。エラーを確認したら、足りない記号を一つ書き足して、もう一度保存・実行してください。
print("こんにちは)直したあと、ターミナルに「こんにちは」と表示されたら成功です。
ヒントを見る
文字の始まりには"があります。文字の終わりにも同じ記号が必要です。
print("こんにちは")復習1のコードを自分で実行する
同じlesson02_review.pyの中身をいったん全部消し、次のコードに書き換えます。保存して▶実行を押してください。
print("Python")
print(4 + 3)ターミナルに1行目「Python」、2行目「7」と表示されたら成功です。
ヒントを見る
新しいファイルは作りません。復習2で使ったlesson02_review.pyをそのまま使います。「入力 → 保存 → ▶実行 → ターミナルを確認」の順です。
実際に自分のパソコンで行ってから、チェックを入れてください。
変数に値を保存し、変更や計算に使える。
- 変数が便利な理由を説明できる
- 数値や文字を変数に保存できる
- 変数の変化を表で追える
なぜ変数が必要なの?
ゲームの得点や、お店の商品の値段は、途中で変わることがあります。その数字をコードのあちこちに直接書くと、変更するときに全部探して直さなければなりません。
そこで使うのが「変数」です。変数は、数字や文字を入れておく名前付きの箱です。箱に price と名前を付けて500を入れると、「これは価格の500だ」と分かりやすくなります。
図の見方:price = 500は、priceという名前の箱に500を入れる、という意味です。あとでpriceを使うと、中に入っている500を取り出せます。
print(500 * 3)
print(500 * 3 * 1.1)price = 500
count = 3
print(price * count)この通り書いて実行しよう
まず、このステップ専用のファイルを一つ作ります。この講座では、あとで見返したときに内容が分かるよう、lesson回数_step番号.pyという名前にそろえます。
lesson02_step02.pylesson02は第2回、step02はステップ2という意味です。
- VS Code上部の「ファイル」をクリック
- 「新しいテキスト ファイル」をクリック
- Ctrl+S(Macは⌘+S)を押す
lesson02_step02.pyと入力して「保存」を押す
ここを確認:画面上のタブ、または左側のファイル一覧にlesson02_step02.pyと表示されたら準備完了です。
作ったファイルに、名前と年齢を別々の箱へ入れる次のコードを入力します。入力したら、すぐには実行せず、画面に何が出るかボタンで予想してください。
name = "結城"
age = 16
print(name)
print(age)print(name) では何が表示される?
全部で何行表示される?
先に自分のパソコンで実行しましょう。画面に出た結果を見てから、下のボタンを押します。
変数を計算に使おう
次は、値段の箱と個数の箱を使って合計を計算します。まずコードを入力し、結果を予想してから実行してください。
price = 500
count = 3
total = price * count
print(total)価格を600円に変えるときは、price = 500の1か所だけを変更すればOKです。
price = 500をprice = 600に変え、もう一度実行します。
変更後の合計はいくらになる?
値の変化を追いかけよう
変数の箱には、新しい値を入れ直すことができます。コードを上から1行ずつ見て、そのたびに箱の中身を書きかえます。共通テストでも、とても大切な読み方です。
score = 60
score = score + 10
score = score + 5
print(score)最後の print(score) で表示される数は?
先に自分のパソコンで実行しましょう。画面に出た結果を見てから、下のボタンを押します。
ここまでは必ずやろう
1問ずつ、自分でファイルに書いて実行します。困ったときは、その問題のヒントだけを開きましょう。
lesson02_step05.py第2回の必須問題で使うファイルです。問題ごとに中身を書き換えて、1ファイルを使い回します。
- VS Code上部の「ファイル」をクリック
- 「新しいテキスト ファイル」をクリック
- Ctrl+S(Macは⌘+S)を押す
lesson02_step05.pyと入力して「保存」を押す
ここを確認:画面上のタブ、または左側のファイル一覧にlesson02_step05.pyと表示されたら準備完了です。
lesson02_step05.pyを作る- 問題のコードを入力して保存・実行する
- 答え合わせ後、同じファイルを書き換えて次の問題へ進む
自己紹介の変数を作る
名前、学年、好きな教科を3つの変数に入れ、順番に表示してください。
ヒントを見る
name = "結城"
grade = 1
subject = "情報I"この下に、3つの変数を表示するprintを書き足します。
答えを見る
name = "結城"
grade = 1
subject = "情報I"
print(name)
print(grade)
print(subject)買い物の合計を求める
1個120円の商品を5個買います。単価、個数、合計の3つの変数を使ってください。
ヒントを見る
price = 120、count = 5を作り、total = price * countで計算します。
答えを見る
price = 120
count = 5
total = price * count
print(total)ターミナルに600と表示されます。
変数の変化を予想する
number = 10
number = number + 3
number = number * 2
print(number)最後に表示される数は?
ヒントを見る
紙に「number」という箱を書きます。1行読むごとに、箱の中の数を10 → 13 → 26と書きかえます。
答えを見る
答えは26です。numberは10 → 13 → 26の順に変化します。
共通テスト型の問題を3問解こう
Pythonで動かした経験を思い出し、コードを上から読みます。まず自分で考え、困ったときだけボタンを開きましょう。
変数の値を追う
a = 4
b = a + 3
a = b * 2
表示する(a)最後のaはいくつ?
入れ直しに注意する
x = 5
x = x + 4
x = x - 2
表示する(x)表示される数は?
二つの変数を使う
price = 120
count = 3
total = price * count
表示する(total)totalはいくつ?
できるだけ解いてみよう
第1回の内容も使います。分からなくなったら、前の教材を見て思い出そう。
widthとheightで長方形の面積を求める- 1冊800円の本を4冊買った合計を求める
- 80点・70点・90点の合計と平均を求める
minutes = 120を時間に直す
x = 5 → x + 2 → x × 3 → x - 1の最終値を予想するpoint = 10から始めて、+5、×2、-8の変数表を書く- 価格500円・個数4個のコードを、600円・10個に変更する
- ゲーム得点を0から始め、+100、+50、×2した結果を求める
Price * countで起きる問題を見つけるname = 結城を正しく直す2score = 80を正しく直す- 単価・個数・合計を説明付きで順番に表示する
- 最終得点が500になる計算を作る
- 二つの商品の合計金額を変数で求める
- 自分で変数の変化を追う問題を作り、変数表と答えも用意する